椎間板ヘルニアってどんな病気?
ここでは椎間板ヘルニアについて、説明します。まず、椎間板ヘルニア(人間以外の動物も発症することがあるのだとか)の椎間板とは、背骨と背骨の間で緩衝材の役割を担っている軟骨(骨と骨の間などにあって切り餅のように弾力があり、軟骨組織と軟骨膜で構成されています)のことを指します。
この椎間板は、周りの硬い部分の繊維輪と、椎間板の中心の髄核で出来ているんです。
そして、なんらかの原因により繊維輪が割れてしまい、そこから髄核が外に出てしまうことを椎間板ヘルニアと言います。
※ヘルニアは、遺伝的な要素も原因の一つとして考えられているそうです。
外に出てしまった髄核が、神経を圧迫してしまうことで、腰に激痛が走ってしまいます。
腰が痛いだけでなく、足にかけて激痛が走ることもあるらしいです。
椎間板ヘルニアになってしまったら、立っているのも座ってるのも辛く、少し動くのみでも腰が痛くなるでしょう。
ですから、椎間板ヘルニアになったのであれば、安静にしていなくてはなりません。
症状が悪化すると、横になっているだけでも痛みがあり、眠れなくなることもあるのです。
椎間板ヘルニアの治療方法としては、ストレッチ、鎮痛剤投与、ブロック注射(熟練した麻酔医が慎重に注射する位置を見極めて行います)、コルセット、手術などがあります。
腰に異変を感じた際は、早期に病院で診てもらうといいでしょう。